地味喪女OLの週末プリマ伝

わたしのユルユルしたバレエ生活の記録

言葉よりも躍りで示す性格です!

バレエを踊るのが好きな女性という人種を思い浮かべるとき、皆さんはどんな人物を想像するのでしょうか?

「明るくて、華やかで、奔放な女性像」

というのがきっと一般的なイメージだろうと思います。

残念ながらわたしの平日の実像はまったくの正反対です。
わたしは昔から地味で、友人も少なく、おまけに長い間彼氏無しのサエない喪女でおまけにコミュ障です。

そんなわたしでも、週末だけは華麗な姿に変身します。

会社を一歩出たならば、ボサボサのひっつめ髪をキュッと結い上げて、紺色のスーツを脱ぎ捨てて、スパンコールをちりばめた衣装と、ギラギラのラメをたっぷり乗せた艶やかな目元、ぶっといアイラインにふっくらリップで踊るのです。

だって、踊っている間は、おしゃべりが下手でも、良い年をして彼氏がいなくても、化粧を落とした素顔が地味でも誰にも文句を言われません。

「踊ってる姿がカッコイイか、そうでないか?」
それだけのシンプルな評価しかありません。

このブログは、そんな平日の
「世を忍ぶ仮の姿」
と、踊っているときの
「本来のわたし」
をセキララにのんびりと語っていくブログです。

とはいえ
「世を忍ぶ仮の姿」
のことは自分で決して嫌いではないのです。

やれサービス残業だの、ブラック企業の賃金未払いだの、過労死だのといった言葉からは無縁な、さっと仕事してパっと帰れる会社でOLやれてるってこと自体が奇跡のように素晴らしいことだと思っておりますし、何よりここのお給料でレッスン代や衣装代をまかなっているので、これ以上にラクで稼げる職場がもしこの世にあるとしたところで、そんな情報をいちいち探してエントリーシートや面接、ということ自体がそもそもメンドクサイという考えのもとに、明るく楽しく

「地味喪女OLの夢は週末に開く」

という生活を続けていきたいのです。

そんなわけで、わたしのこのユルユルした週末プリマ生活の記録が、これから先、二足のわらじでやっていきたいダンサーさんの参考になれたらと思っております。