地味喪女OLの週末プリマ伝

わたしのユルユルしたバレエ生活の記録

デザインとかって楽しい

さて、映画のパンフレットと同様に、バレエプログラムも一部でコレクターズアイテムになっているわけですが、皆様はどういうバレエプログラムを作成しているでしょうか?

 

わたしの場合はもちろんデザイナーさんをやとうお金なんてあるわけないので(言っていて情けないですがw)そのときそのときの共演者の中で、得意な人がデザイン役を買って出るか、それすら間に合わない場合は、印刷会社さんのテンプレート画像を使ってプログラム作成というコースになります。

 

まぁ、趣味で踊る人間というのは、趣味なぶん自分でできる範囲内のことは全部自分でやらなくちゃいけなくなるので、必然的にいろいろとこまごまとした関連項目の事柄がうまくなっていく傾向にあります。

 

わたしの場合だと、衣装のリメイクだとか、Photoshopイラストレーターなどのソフトを何となく使えるようになっていたりとかですね。

 

チャチャっと写真や素材を適当に並べて文字をパパっと適当に並べているだけなのですが、何故か評判がよかったりするので、ヒマがあるときはわりとデザインを引き受けていたりします。

 

あ、ちなみにPhotoshopは、全体のレイアウトなんかを決めたりとかももちろん大切ですが、それよりも元グラビアアイドルの友人に教えてもらった美肌補正の技術の方が実際のところ役に立っていますね(笑)

 

やっぱり女性としてはなんだかんだ言ってそこを気にしてしまいますよね?

 

まぁそんなところもケアしながらプログラムのデザイン引き受けられる人というとなかなか少ないですしね。

 

と、まぁ自画自賛はさておき、綺麗なイラストとかを利用したプログラムデザインにも憧れるのですが、残念ながら極楽鳥にはそれはできません。

 

何故かというと、絵がとてつもなくヘタクソすぎて、良く言えば前衛芸術、普通に言えばアバンギャルドにすらなりきれないムチャ絵しかかけないわけですが、美大出身のダンサーさんとかでたまに素敵な絵を描く人がいるので、そういう人だと素敵なバレエプログラムが作成できるかもしれません。

刺青にときめくなんて言えない

突然ですがみなさんは刺青好きですか?
わたしは好きです。

自分で入れる勇気もないですが、それでも刺青は好きなのです。

古代において刺青というのは西洋では、太古からの呪術や信仰に根ざした刺青文化が継続し、単純な形から、文様化し、さまざまなデザインなどが発展していきました。

一方、東洋では、中国・春秋戦国時代には、すでに「罪人に刺青をほどこす」ということが行われていて、時が進むにつれ、こちらのほうが一般化しました。・・・

日本には、こちらがより早く伝わり、飛鳥時代頃には「刺青は罪人にほどこすものという認識になりました。

たしかにアメリカの退役軍人さんの多くはタトゥーを入れていますが、日本の自衛の皆さんはどうやら禁止されているらしいので、これも文化の違いなのでしょうね。

それで、昨今のバレエをやっている女性の会話の中には
「今度スミ入れにいくの〜」
「昨日スミ入れてきちゃった〜」
という会話がありますが、これはアートメイク、ファインメイクなどの
「眉やアイラインに墨を入れる」行為になってきます。

わたしは先端恐怖症で、ファッションのタトゥーはおろか、ファインメイクすら挑戦するそんな勇気もないので(というよりコンタクトレンズすら未だに怖い)せいぜいまつげエクステ止まりなのですが、

ダンサーさんたちには、入れている人もいると聞きます。

やはりいくら舞台用のウォータープルーフの化粧品を使っていても、刺青の「絶対に落ちない」という安心感にはかなわないようです。

 

地味な素顔が温泉でもプールでもハッキリクッキリしてくれるという点でももちろん舞台での便利さでもわたしもずっと気になってはいるのですが、いかんせん先端恐怖症です。

採血のときですら必死に腕を見ないようにしているのに文字通り『目の前』で施術されたら逃げ場がないじゃないか!

と思って画像をググってみたらあんまりいかにも針!って感じしなくて怖くなさそう。

これだったら挑戦しようかな?

今さらベタなトウシューズのお話~いつから履けるの?どういったもの?

バレエの代名詞となるのがなんといっても「トウシューズ」。

実際、トウシューズに憧れてバレエをやり始める子というのは、すごく多いです。それがいけないということは、もちろんありません。「やりたい!」という初めの動機というのは、何だっていいんです。チュチュが着たい、トウシューズが履きたい、ダイエットがしたい、足の筋肉をつけたい、友達と一緒にやりたい、それこそ何でも。

さてこんな風に、「憧れ」の一つとなるトウシューズですが、これ、やり始めて何年目くらいに履けるようになるかご存知ですか?なんとなーく知っているひともいるかと思うんですけど、トウシューズはいきなり履けるものじゃありません。

ソビエト時代の話とかを思い浮かべると、素質や実力のある子はまだ小さい4~5歳くらいの頃から履いて、少しでも早くトウシューズに慣れさせていたようなイメージがあります。しかしながら2013年現在、世界のバレエ教師というのは、「大体12歳くらいから、かつバレエ歴は4年以上から」と考えています。低年齢の場合でも、10歳からというのが一つの基準となっていますね。

とは言うものの、「いつからトウシューズを履かせるか」というのは、教室によって差があるのも事実です。
「8歳(!)の頃から全員履かせる」
「3年生にあがった時点から」
「10歳からやり始める」
「その子その子の成長、足の形に応じて先生が指示する」
「小学校5年生を基準に、あとはその子の発達具合にあわせて」など、本当に千差万別なんですよね。

トウシューズを履くこと」がバレエをやり始める理由だった、というひとの場合、やっぱり早く履きたい!と思うのは当然のことです。しかし体や足がバレエ向けになっていない場合、トウシューズを履いてしまうと怪我の原因にさえなってしまいます。しかもこの「ゆがみ」というのは、すぐにでるものばかりではなく、後々まで響いてバレエ人生に影響してしまうことも…。

そう考えると、何でも急ぎすぎは厳禁なんですね。あと、お手入れが自分でできるようになるのもそれくらいから、と考えている先生もいるみたいです。

バレエとフィギュアスケート

突然なんですけども、冬ですねぇ。今日は朝からキンキンに冷えています。

ということで、そんな季節にふさわしい話題を一つ取り上げてみようと思います。

冬といえば、ウィンタースポーツを思い浮かべるひとも多いのではないでしょうか。スキー、スノーボード、それからアイススケート。どれもこれも、冬の代名詞とも言える存在です。

この中で、バレエと関係が深いものといえば、当然アイススケートです。それも、フィギュアスケートアイスダンスとバレエは、非常に深い関係にあります。フィギュアスケートの大会をテレビで見たよ!というひともいるかも知れませんね。

で、なんでフィギュアスケートとバレエが深い関係にあるかというと、その根底に「美しさ」「芸術性」があるからです。フィギュアスケートでは、技術点と構成点、それから減点ディダクションによって評価されます。この「構成点」は、スケート技術や動作から動作へのつなぎ、身のこなし、振り付けやその曲の解釈がどうであったかによって決められます。
また、白鳥の湖ドンキホーテなどは、フィギュアスケートでもバレエでも定番中の定番ですよね。

言うまでもなく、このときの「身のこなし」「動作へのつなぎ」「曲の解釈」などは、バレエにもつながることです。
このため、フィギュアスケートのトップレベルの選手というのは、かなりの割合でバレエも並行して習うことになります。しかしながらこの場合、フィギュアスケートとバレエを同じ段階からやり始めることはなく、フィギュアスケートをある程度学んだあとにバレエに取り組むというのが一般的な形であるようです。

このように多くの点で共通しているバレエとフィギュアスケートではありますが、ひざの曲げ方や手の使い方などでもちろん差が生まれます。そのためフィギュアスケートの選手というのは、バレエを「フィギュアスケートを支える基礎の一部」という認識であることが多く、それを専門にやるわけではありません。

しかしこうやってみていくと、バレエというのは本当にダンスの基本中の基本なんだなぁと思わせられます。バレエの起源は今から700年前のルネッサンス期にまで遡ると言われていますが、その頃から本当に愛されていたんだなぁと、ちょっと嬉しくなるエピソードですよね。

暑い国でバレエやりたい!!!

そういえば、英語の語学留学とかだと、最近はフィリピンやタイなどの東南アジアエリアで物価が安い国でのリーズナブルな留学プランがたくさん出てきているのに、バレエに関してはまったくそういう留学プランが存在しないのが寂しいものですね。

誰かやらないのでしょうか?
それともそもそも東南アジアエリアではバレエのレッスンスクールってあまりメジャーじゃないのでしょうか?

東南アジアエリアでダンスや芸能系の留学というと、インドネシアのバリ舞踏14日間とか、中国雑技団2ヶ月間とかばっかりで、残念ながらバレエ留学のプランを見かけたことがありません。

見かけるのはいつも、イギリスとかドイツとかオーストラリア南部とかの、いかにも物価が高くて冬が寒そうなところばっかりで、日本でさえ真夏以外の季節は寒さに震えているわたしとしては、真冬に有休をフルに使って、あったかい南の国に逃亡しつつバレエ三昧の日々を送りたいんですよ!

ホント誰か格安東南アジアバレエ短期留学プランやってくれませんかね?
フィリピン、バンコクあたりだと、物価もそこそこ安いですし、芸能やショービジネス文化も盛んですし、何より季候が最高じゃないですか!!!

特にバンコクあたりは、夜の露店で安くて可愛いステージ衣装がこれでもかとばかりにガンガン売られていますし、衣装の買い付けという意味でも最高だと思うんですよね。

もちろんご飯もちょっと辛いとは言え何を食べても安くて美味しいですし。

というわけで、留学斡旋会社のみなさんいかがですか?(笑)

とまぁ願望をスパークさせているわけですが、本当に何故ないのかが不思議で仕方ありません。

お金とコネがあったら、いっそのこと自分でそのプランを立ち上げて運営側に回りたいくらいです。

とはいえ経営なんてできる器じゃないので、平日は地味喪女OLで週末はバレリーナっていう暮らしに身を置いているわけなのですが(笑)

ホント真剣に誰かこのプラン実現したい人いないですかね?

足指突き指ジンジンジン

やられました。。。><

何にやられたかって?

家の前が市場なのですが、野菜を運ぶバイクの兄ちゃんに思いっきり足をぶつけられましたよ!!!

まぁ、荷台の角でひざの皮膚がズル剥けたことはまだ大丈夫なんだけど、左足の指にぶつかられて突き指をしたところが地味にものすごく痛いです。

シャンジュマン・ド・ピエ?シュス・スー?
そんなのやったら死にますorz

骨折しなかったことと、たまたま舞台の予定もコンクールの予定もしばらくなかったのが不幸中の幸いと言えば幸いなのですが、お医者さんに真っ先にレッスンのことを聞いて、苦笑いしながら

「2週間はおとなしくして下さいね」

とか言われちゃったので、レッスンは何回か休まなきゃっていうのがガチでツライのですよ!

無理にレッスン行って、悪化して長引いたらいやなのでおとなしくしますけど

わたしの水曜の夜と!週末の楽しみが!消えてしまうなんて!!!

だったらもういっそのこと骨折と入院でもして、会社も休みたかったのですが、会社に行ける程度の中途半端なダメージしかないのが余計に悔しかったりします(笑)

まぁ、こんな愛社精神のカケラもない、仕事の合間にブログの更新と2ちゃんねるのバレエスレばっかり覗いてるような人間にキッチリお給料をくれる会社なので、ありがたく出勤はしますけどね。

しばらくは家で色んな動画を見ながら脳内イメージトレーニングと、つま先に負担をかけない動きのストレッチだけしかできないのがなんとも寂しいものです。

というより、レッスンに行けないことと、自宅でのストレッチに制限があるという状況がどうも落ち着かないものです。

これってもう立派なバレエ中毒患者って言っても良いのでしょうか?

さすがにバレエがないからと言って、アル中のように手がふるえるということはありませんが、手がふるえてもおかしくないくらいにはバレエ無しでは生きていけない状態かもしれません(笑)

はじめた当初はまさかここまで自分がハマるとは思っていませんでした(笑)

デクノボーから雰囲気美女へのビフォーアフター

平日は地味喪女OLのわたしですが、バレエスクールに通いだして半年を過ぎたくらいからはたまに人に褒められるようになりました。

主に
「雰囲気ビジン」
とか
「しぐさや姿勢が良い女オーラ出してる」

とかなので、これも週末コツコツとダンサーしてきたおかげかな?と思っております。

わたしは平日の地味喪女の姿もそれはそれで楽しんでいたので、相変わらずモテなくはあるけど、地味ではなくなったのかな?という寂しさをちょっぴり感じつつも、このイキオイで素敵なダーリンでもできたら最高だよね、とも思っています。

とはいえ、そうやって言ってくるのは、職場にいらっしゃるお年を召したパンチパーマのマダム軍団ばかりですので、恋に落ちようがないというのが唯一の残念なことなのですが(笑)

自分の楽しみのために踊ることはできても、求愛のダンスはまだまだ道が険しいようです(笑)

地味喪女から雰囲気ビジンならば大昇格なのでよしとしましょう(笑)

バレエというものは、美しい動きをどんどんメソッド化していったものなので、そういう動きがだんだん私生活にも出てきたのかな?そうだと嬉しいな、なんて思っているわけです。

やっぱり、同じ長さの手であっても、動きがモッサリしてるのと、動きがしなやかなのとでは、人から見た印象ってまったく違いますよね?

バレエを習いはじめる前までは、無駄に高い身長と(172cm)細い切れ長目の地味顔がコンプレックスだったのですが
(色黒ならばせめてエキゾチックな顔に産まれたかったorz)

大柄だとステージで目立てるというのは大きな利点です。

地味なノッポはただのデクノボーですが、踊るノッポは大きな動きで迫力満点なようです。

そのかわり失敗も余計に目立つので、いやが応にもレッスンは真剣にならざるを得ません。その緊張感さえも心地よいのです。

身長のことが長年コンプレックスだったので、自分でそれを肯定できる日が来るとは思っていなかったから本当に嬉しいですね。